小学校お受験~どうしてうちの子は落ちたのか~

優等生タイプの娘が、小学校のお受験で全滅。中学受験のスタートラインに立ちました。このブログでは、今から小学校受験を考えている方へ我が家の失敗から何かヒントを得て頂けたら嬉しいな、と思い発信していきます

【受験を振り返る】一番の失敗は何だったか?

ご覧いただきありがとうございます。

元・お受験ママのマリナです。

 

お受験が終わって、まだ1週間しか経っていないのですが、我が家がお受験で全滅した理由を考えていきたいと思います。

 

まず、小学校受験の失敗は、100%、親が悪い

 

お教室でも散々言われていたのに、今さら、本当そうね、と身に染みて感じております。

 

お受験では、だいたい下記で採点がされると思います。

 

  1. ペーパー試験
  2. 行動観察
  3. 運動
  4. 巧緻性(制作など)
  5. 子供の面接
  6. 親の面接
  7. 入学願書(作文など)
  8. 身だしなみ、持ち物

 

落ちた、ということは、これらのどこかが足りなかった、ということです。

①~⑤は当日、試験が始まってしまうとアンコントロールです。

なので、子供がひとりで完ぺきにこなせるぐらいの圧倒的な練習量が必要です。

 

①ペーパー試験

とある私立小学校の関係者のお話では、だいたい6割解ける、を目安に問題を作成しているそうです。女子はペーパー試験に強く、100%に仕上げて来る子が多い。そのため、人気の私立女子小学校になるとペーパー試験は満点を取るのが必須

ウチの子はケアレスミスが多い、時間内に終わらないことが多かったので、ダメでしたね!練習量が足りなかったと思います。

 

②行動観察

普段のしつけや性格が出てしまう試験ですよね。

ウチの子は、騒がず、きちんと先生のお話を聴けるタイプです。が、お友達に話しかけるのが苦手なタイプ…。

これも親が経験させて、カバーしてあげるほかないです。

 

③運動

とにかく、練習するしかないです。我が子は運動音痴のため、ペーパーより厄介でした。

ここ数年、縄跳びの課題が多めだから…と一か八か賭けに出て練習させました。

結果、「10回飛んでね、って言われたけど、5回目に引っかかっちゃって。そしたら先生にもう良いよ、って言われた」とのこと…。

志望校を早めに決めて、過去の出題傾向から項目を絞って、夏から練習させれば良かったです。

 

④巧緻性

家で制作をやっていれば十分対応できるかと思います。

ただ、試験では指示が多いので、その指示を覚えないといけないので、そこが大変ですよね。

また、お教室では「指示通り作成する練習」をたくさんやっていましたが、実際の試験では、指示はある程度までで、「ここから先は、自分で考えて好きなように作りましょう」という課題もありました。

そういった自分で想像する練習は行っていなかったので、ヒヤリとしました…。

 

⑤子供の面接

お教室での練習、家での練習…これで完璧だと思ったのに。でもやっぱり本番だと緊張してうまくいかないんです。

これは、数をこなす必要があります。

そう、つまり本命校の前に、チャレンジ校をいくつか受験するのがベストです。

そのためのスケジューリングは、年長さんの春からです。

本命校の事で頭がいっぱいで、なんもやってなかったわ。

 

⑥親の面接

本命校で、思い出したくないレベルで失敗しました…!お教室で練習もしたんですけどね。

また別のタイミングで詳しく書かせていただきますが、これ失敗したら親のせいですからね。

 

⑦入学願書(作文など)

夏から用意しておけ、と散々、お教室から言われたのですが、文章を書くのは得意だから全然大丈夫~♪と、直前に用意しました…。

例えば、お茶の水女子大学附属小学校では、45分以内に「アンケート」という名の作文を書かされます。PCで入力するのと、実際にボールペンで、修正不可の状況で書くのって全然違います!35分経過した辺りから、周りの父母さんの「ハァ…ハァ…」という焦った息遣いが聞こえて、自分もどんどん焦って字がやや雑になっていきました。

自分では、やり切った!と思っているのですが、これも、書けなかったら親のせいですね。

 

⑧身だしなみ、持ち物など

試験当日、ハンカチとティッシュを子供の服のポケットに入れておくこと。これ、なかったらアウトです。

あと、各学校、上履きを持ってくるように言われると思います。「名前は見えないように」という注意書きがされているはずです。それなのにでかでかと名前の書いた上履きを履いてきて、ガムテープで隠されている子…果して受かったのでしょうか…。

また、「クーピー」「のり」を持ってくるように言われた学校もありました。帰りに隣に座っていたお子さんが「パパ…のり、ちゃんと使えるかチェックしてくれなかったでしょ?蓋とくっついて使えなくて、制作課題、何もできなかったよ」と話していて、お父さんが膝から崩れ落ちていました…。

 

私は持ち物チェックリストを作っていたのですが、それでも当日、緊張のあまり、スマホを家に忘れたり、間違った駅で下車したり…。緊張のあまり普段しないミスをしがちです。

 

【まとめ】

結局、どれだけ子供に練習させるか、情報をきちんと整理し、事前に準備をしておくか。それが全てです。

 

なぜ我が子が、お受験で失敗したのか。

一番の原因は親の準備不足!

 

でも、子どもの人生は始まったばかり。自分だって親になって、まだ数年。

反省をして、次の中学受験に進みます!